札幌市中央区のJR桑園駅前で建設中の分譲マンションが北海道新幹線の建設予定地に重なるとして販売を中止していた問題で、建築主の東急不動産(東京)と東京建物(同)は十四日、新幹線ルートに重ならないように計画を縮小し、来年四月にも販売を始める方針を明らかにした。
問題のマンションは「ブランズ札幌桑園駅前」(地上十五階、地下一階、百八十一戸)。六月に着工したが、新幹線の高架橋がマンション部分に六-七メートル食い込むとして、新幹線を建設する鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局(札幌)と道、札幌市が十月に計画変更を要請。東急不動産などは建設を中断し、販売も当面行わないとしていた。
販売を決めたことについて、東急不動産は「計画を縮小しても事業として成り立つ可能性があると判断した」と話すが、縮小規模や建設再開の時期は明らかにしていない。
(北海道新聞より引用)
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