2007年8月27日月曜日

「法令順守を徹底」 石屋製菓 島田新社長が抱負

 人気菓子「白い恋人」の賞味期限改ざんなど一連の不祥事を受けて、二十三日に石屋製菓(札幌)の新社長に就任した北洋銀行前常務の島田俊平氏は同日、札幌市内で記者会見し「全社員にコンプライアンス(法令順守)の考え方を根付かせたい」と述べ、再発防止に全力で取り組む姿勢を強調した。
(北海道新聞より引用)

2007年8月16日木曜日

日本語と6カ国語で記入 緊急時のカード 札幌の市民団体が作製

 外国人の子弟らに日本語の学習支援を行っているボランティア団体「札幌子ども日本語クラブ」(谷光代表)が、日本語が不自由な子供たちが緊急時に使うための「サバイバルカード」を作製した。「具合が悪い」などの日本語と、対応する六カ国語を記し、教師らに必要最低限の意思表示ができるよう助ける。同クラブはこのカードを道内小中学校、高校に無料配布する。

(北海道新聞より引用)

2007年8月4日土曜日

「星の降る里」自己破産 芦別市三セク 負債総額75億円

 芦別市の第三セクター「星の降る里芦別」(芦別、末野篤国代表)は札幌地裁に自己破産を申請し、二日までに手続き開始決定を受けた。帝国データバンク札幌支店によると、負債総額は七十五億円。旧産炭地域振興の「モデル事業」は、芦別市に巨額の負債返済という重い負担だけを残して清算される。
 同社は、産炭地域の経済活性化を目指して一九八八年三月に設立。総工費五十二億円を投じ、九○年七月にテーマパーク「カナディアンワールド」を開業した。
 年間入場者数を四十万人とした当初計画に対して、実際は九一年度の二十七万人をピークに低迷が続き、九七年十月に閉園。その後は入場無料のカナディアンワールド公園として存続したが、維持費で年間一億円程度が持ち出しとなり、閉園時点からの十年間で債務は約十三億円膨らんだ。
 同社は建設資金の大半を金融機関からの借り入れに依存。負債額のうち、三十二億四千万円については今年六月に札幌地裁で調停が成立した。それによると同社に代わり、損失補償契約を結んでいる芦別市が年利0・5%で十九年かけて分割返済する。また三セクが所有していた公園が市に売却されており、どう管理、運営していくかなども今後の課題となる。

(北海道新聞より引用)