2007年7月20日金曜日

アートな天井 札幌ジャズフェス ドーム会場に投映

 札幌市内で二十一日開幕するジャズフェスティバル「サッポロ・シティ・ジャズ」(実行委員会主催)の会場になるドーム形テント(中央区中島公園)で十八日夜、演奏を盛り上げる映像の試験投映が行われた。半球形の天井一面に幾何学模様などの映像が映し出されると、テント内部は幻想的な雰囲気に包まれた。
 テントは「ホワイトロック」と呼ばれるアメリカ製。直径二十七メートル、高さ十四メートルで、約四百五十人の聴衆を収容できる。
 映像は石川県小松市の人気映像作家長谷川章さんの作品。試験投映では、色とりどりのモザイクや流体のような映像が次々に投射され、関係者は“満天”に広がる幻想的な風景に圧倒されていた。テントは半透明で、外を歩く人も映像を楽しめる。
 実行委は「一流アーティストの演奏と、映像を楽しんでほしい」と話している。
 シティ・ジャズは八月五日までだが、ホワイトロックを会場とする「ホワイトロック・ミュージック・テント・ライブ」は同四日まで。
 チケット購入などの問い合わせは、実行委(電)011・592・4125へ。

(北海道新聞より引用)

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