2008年5月11日日曜日

解体月内にも開始 「アドベンチャーファミリー」 中国で再利用も検討(05/10 06:51)

夕張市の財政破たんに伴って二〇〇六年十月から閉鎖されている石炭の歴史村の遊園地「アドベンチャーファミリー」の大観覧車など全十一の大型遊具が、近く解体・撤去されることが九日までに決まった。遊具は破産管財人の管理下にあり、札幌地裁が四月末に売却を許可。担当業者も決まり、早ければ五月中に工事を始め、約三カ月かけて更地にする。
 遊園地の土地を所有する夕張市は遊具が放置されれば将来、景観悪化や倒壊の危険が生じると危惧(きぐ)していた。
 同遊園地は、石炭博物館など八施設が集まる石炭の歴史村の目玉施設だった。第三セクター「石炭の歴史村観光」が遊具を所有し営業していたが、市の財政破たんで閉鎖。同観光も〇六年十一月末に自己破産した。
 遊具には、建設時の融資の抵当権が合計約二億二千万円設定され、破産管財人が、遊園地ごと買い取って営業再開する業者を探したがまとまらなかった。このため遊具をスクラップにして売却し解体・撤去費用をまかなう案が昨秋に浮上。管財人が今春、入札を実施し、札幌の大手リサイクル業者が担当することが決まり、全債権者が抵当権解除に応じる見通しも固まった。
 遊具はスクラップで売るほか、大観覧車、ジェットコースターなど三遊具は、中国に輸出し再利用する引き合いも仲介業者から来ており、検討しているという。夕張市の羽柴和寛副市長は「旧三セクの負の遺産が解消できて良かった。跡地は、市民活動や地域振興に役立てたい」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年4月27日日曜日

きょう新潟戦 調子は上向き、勝ち点を 「下位に負けられぬ」(04/26 09:57)

J1第8節第1日の26日、14位の札幌は午後1時30分から札幌ドームで16位の新潟と対戦する。最近3試合で1勝2分け(ヤマザキナビスコ・カップを含む)と調子が上向いてきた札幌は、低迷する新潟から本拠地で確実に勝ち点を奪いたい。  新潟はFWエジミウソンの浦和移籍が響き、出遅れていた。だが、FWアレサンドロが調子を上げ、故障のMFマルシオリシャルデスが復帰した前節で初勝利を挙げるなど、復調の気配がある。長身FW矢野を含む強力な攻撃陣に対し、札幌のDF陣はまず高さで負けないことと、セカンドボールをしっかり拾い、リズムをつかみたい。  砂川は「J1残留を果たすには、順位が下のチームに負けるわけにはいかない。でも、受けて立つほどの実力は僕らにないので、気持ちで上回らないといけない」と気を引き締めた。  札幌は25日、宮の沢白い恋人サッカー場(札幌市西区)で調整。札幌の先発は、前節の神戸戦と変わらない見通し。

(北海道新聞より引用)

2008年4月18日金曜日

スポーツ指導法一冊に やる気の育て方示す 元幼稚園教諭・札幌の山口さん(04/17 13:30)

少年スポーツの指導法をまとめた本「子どもを輝かせるスポーツコミュニケーションスキル」を、札幌市東区のコミュニケーションアドバイザー山口文子さん(47)が出版した。子どもの年齢に応じた指導法や、やる気の育て方など、実践的な内容を盛り込んでいる。
 山口さんは元幼稚園教諭。札幌で社会人を対象に、子どもの指導方法を四年間教えるなどした経験を生かした。全十四章。「子どもを夢中にさせるツボはここだ」の章では、試合の結果が悪くても、日々努力する姿勢を認めてあげることを強調、「指導者と子どもをむすぶ話し方」では、子どもの心に寄り添い信頼関係に重きを置くことを説いている。
 また、「親の心を理解する」では、指導者に無理難題を持ち込む親(モンスターペアレント)に対し「親の心をケアし、サポートすることも指導者の役割」「保護者の言いなりになるということではなく、最後まで保護者の言葉に心と耳を傾けるように」としている。
 自らがパーソナリティーを務める地域FM番組にゲスト出演し、指導者の役目を語った北海道日本ハム前ヘッドコーチ白井一幸氏(46)との対談も収録した。
 二児の母でもある山口さんは「熱心な指導者にこそ読んでほしい」と話している。体育とスポーツ出版社(東京)刊。四六判、二百十二ページ、千七百八十五円。
 全国の書店で発売中だ。

(北海道新聞より引用)

2008年4月7日月曜日

聴覚障害不正 手帳取得後「軽度」の診断 医師検査16回、患者「告知受けず」

聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑で、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)に聴覚障害二級と診断されて手帳を得た空知管内の七十代の男性患者が、手帳取得直後から二年半の間に十六回にわたってこの医師による検査を受け、いずれも手帳要件を満たさない軽度難聴レベルとの測定結果が出ていたことが分かった。男性は医師から障害が改善したとの告知は受けなかったといい、今年三月、行政機関の指摘で手帳を返還した。
 問題の医師は、手帳返還者の続出について、「患者による詐病」と主張しているが、手帳取得直後から手帳要件を満たしていない患者がいることを認識していた可能性があることが明らかになった。
 男性患者や関係者によると、男性は二〇〇五年三月、仲介役の紹介を受け、問題の医師の病院で受診。北海道新聞が入手した男性の計十八回の聴力検査結果表によると、〇五年三、四月の検査で両耳とも聴力レベルが一〇〇デシベル以上と診断され、「聴覚障害2級OK」との印が押された。これを受け、男性は同年六月、二級の手帳を取得した。
 しかし、取得直後の〇五年七月の検査では、両耳とも補聴器不要の三〇デシベル台に改善。今年一月まで、一-二カ月に一回のペースで受けた検査でも、最軽度の六級の要件すら満たさない二八-四二デシベルとの測定結果が続いた。
 男性は「検査ではいつも、音が聞こえたらボタンを押した。医師の指示で通院していたが、『良くなった』とか『二級でなくなった』とか言われたことはない」と証言。また、この間、手術を受けたり、症状が変化したことはないという。今年三月、二級が両耳全ろうを意味すると知り、手帳を返還した。
 身体障害者福祉法は、障害等級が変わった場合の医師の通知義務を定めていないが、札幌市内のある耳鼻咽喉科医は「普通の医師なら、劇的な聴力回復を患者に伝えないことはあり得ない」と指摘。「聴力一〇〇デシベルが手術なしで、ここまで回復する症例をそもそも聞いたことがない」と話す。
 男性患者の検査結果について、耳鼻咽喉科医の代理人を務める弁護士は「個人を特定できないため、断定的なことは言えない」としながら、「(検査結果は)患者側が詐病をかたっていたことを端的に示しているのではないか」としている。

(北海道新聞より引用)

2008年3月30日日曜日

有料老人施設パンフに不当表示か 札幌などの3社 公取委警告

有料老人ホームの入居者募集パンフレットなどの説明が事実と異なる不当表示(優良誤認など)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は二十八日、景品表示法に基づき、札幌などの運営事業者三社に対して警告、是正を求めた。公取委によると、有料老人ホームにかかわる同法違反関係の警告は道内初で、三社は表示を修正する意向を示しているという。
 警告を受けたのは、ベストライフ(東京都新宿区)、ふとみ総合施設(石狩管内当別町)、おいらーく(札幌市東区)。三社は札幌市や石狩管内当別町、仙台市で、有料老人ホーム計七施設を運営している。
 公取委によると、ベストライフとおいらーくは二〇〇五年九月-〇七年十一月、パンフレットや重要事項説明書、インターネットの自社ホームページに、看護職員の二十四時間配置やテレビ電話、医務室兼相談室の設置など、実際には行っていないサービスを行っているように記載していた。
 また、ふとみ総合施設は〇六年十一月-〇七年十一月、同じく、運営する有料老人ホーム一室の月額利用料金や入居時協力金などについて、人数などの諸条件を明示しないで金額を表示していた。

(北海道新聞より引用)

2008年3月24日月曜日

3月の札幌 降雪少なく22センチ 気圧は南高北低 気象協会「4月の気候」

三月の札幌市内は雪が少ない。降雪を観測した日は今月一日以降、二十一日までに五日間しかなく、累計降雪量も過去三十年間で四番目に少ない二二センチと、記録的な「少雪」だ。年によっては彼岸ごろ、どっと「春の雪」が降ることもあるが、「今後の降雪の可能性は極めて低い」と日本気象協会北海道支社。どうやら、今年の冬は一カ月ほど早く去ってしまったようだ。
 同支社によると、今月降雪を観測した五日間をみると、一日の一三センチが最多で、ほかの四日間はいずれも一-四センチとちらついた程度だった。
 この少雪のおかげもあり、雪解けはどんどん進んだ。二十一日午後六時現在、札幌の積雪は平年を三二センチ下回る一六センチ。また昨年十一月からの累計降雪量も平年より一七四センチも少ない四二三センチにとどまっている。
 少雪の理由は何か。同支社の中村一樹気象情報課長(39)は「実は二月の“ドカ雪”は、例年三月に来る『春の雪』だった」と解説。季節が一カ月前倒しされ、もう四月の気候なのだという。
 中村課長によると、例年三月の雪は晩冬まで残る冬型の気圧配置によるもの。ところがこの西高東低の気圧配置は今月に入ってほとんどなく、本来四月に見られる南高北低の気圧配置に変わってしまった。
 とりわけ典型的なのは九日。市内の最高気温は十度を超えたが、天気図を見ると、北に低気圧、南に高気圧がしっかりとあった。
 早い春の到来は、地球温暖化の影響かとも思えるが、中村課長は「関連を結びつけるのは難しい」と、天気の気まぐれだとみている。
 心配なのは今後、再び冬型の気圧配置に戻ることだが、「その可能性は低い。降雪もほとんどなさそう」という。三月下旬の気温も平年より三、四度高めで推移する見込み。

(北海道新聞より引用)

2008年3月18日火曜日

知的障害者が無断外出、交通死 施設側に賠償命令 地裁小樽支部判決

重度の知的障害がある長男=当時(26)=が知的障害者入所更生施設を抜け出し車にはねられて死亡したのは、施設側に安全配慮義務違反があったとして、小樽市の両親が施設を経営する社会福祉法人小樽四ツ葉学園(同市、☆野(かせの)喜一郎理事長)などを相手取り、三千百十四万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が十七日、札幌地裁小樽支部であった。武笠(むかさ)圭志裁判長は「過去にも無断外出しており、法人の安全配慮義務違反は明らか」として、施設側の責任を認め、約四百四十五万円の支払いを命じた。
 原告代理人によると、知的障害者が施設を抜け出して遭遇した事故で、安全配慮義務違反を認めた判決は珍しい。
 判決などによると、長男は二〇〇三年五月二日夜、入所していた後志管内余市町の「余市豊浜学園」を抜け出し、三日未明、施設から約四キロ離れた国道で乗用車にはねられて死亡。両親は〇四年五月、施設側に施錠を怠るなどの安全配慮義務違反があったとして、同法人と職員二人を相手取り提訴した。
 武笠裁判長は「長男は事故前日、自室の窓を開け閉めするなど精神的に不安定で、無断外出の可能性を予見できたが、宿直職員は玄関の施錠を怠り、動静にも注意していなかった」と認定した。
 原告代理人の西村武彦弁護士は判決について、「物事の危険性を十分に理解できない重度の知的障害者の安全を守るには、抜け出さないよう施設側が見守る必要があると認められた点で画期的」と話した。
 同法人の☆野理事長は「弁護士と相談して控訴するか検討したい」としている。
 両親は〇五年六月に、事故を起こした運転手を相手取り、約二千万円の損害賠償訴訟を起こし、同支部は昨年二月、約五百六十万円の逸失利益を認めたが、すでに保険金で補てんされたとして、両親の請求を棄却した。

(北海道新聞より引用)